お寺の永代供養墓事業って8割以上が失敗って知っていますか?
年々檀家数が減っている…
お寺の収入だけではやっていけず別の仕事をしている…
このままで大丈夫だろうか?
こんな悩みを抱えているお寺様は少なくありません。
「お寺改革」のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
このサイトを運営する株式会社第一石材 代表の能島孝志(のじまたかし)と申します。
これまでにおよそ10の寺院、ならびに宗教施設で、永代供養墓(共同墓所なども含む)をプロデュースしてきました。
ありがたいことに、どちらのお墓も申込者様からお喜びいただき、しっかり収益に結びつく結果を出すことで、ご依頼者であるお寺様等からも感謝の声をいただいております。
能島
その昔は、「坊主丸儲け」なんて言われるほど、お寺は儲かっているものの象徴として扱われてきました。
しかし、近年では檀家数の減少や、お寺離れも目立っており、お寺の収益は悪化の一途をたどるばかり。
そんな状況を打開し、安定した寺院経営を実現するために「永代供養墓」を始めようと考えておられるお寺様が数多くいます。
でも・・・
そんな簡単に成功するのでしょうか?
実は、全国の永代供養墓事業の約8割が運営に失敗しているのです。
「そんなはずはない!」と思われるかもしれませんが事実なのです。
そこで、今回の記事は、現代社会におけるお寺の現状と、永代供養墓事業運営の実態についてお伝えいたします。
多額の費用を要する事業だけに、現実をしっかりと把握したうえで検討していただければと思います。
1.お寺経営の損益分岐点は檀家数何軒か?
日本の宗教学者で、國學院大学・石井研士教授の調べによると、日本国内に約7万7千あるお寺のうち、2040年にはおよそ3万余りが消えてなくなる可能性があると指摘されています。
また、現時点で1万7千にも及ぶ空き寺があるとも言われています。
日本国内のコンビニの数が5万8340店(2019年3月末時点)ですから、お寺の数の方がはるかに多いのです。
その他にも、別の専門家の調査によれば、お寺経営の損益分岐点は「檀家数300軒」とも言われ、この数字を長く下回るような状態が続けば廃寺になる可能性も出てくるとされています。
さて、あなたのお寺の檀家数はどのくらいありますでしょうか?
現在、多くのお寺様が収益不足の状態に陥っています。
「なんとかしたい!」という気持ちはわかりますが、焦りは禁物です。
2.永代供養墓事業の約8割が運営に失敗
そんな状態の中、仲間内のお寺様や出入りの石材店から、
- 公営墓地でも一般墓よりも合葬墓の需要が多い
- ○○寺が永代供養墓で成功した
なんて話を耳にして、簡単に永代供養墓事業に乗り出すお寺様が増えています。
しかし、ちょっと待ってください。
実は、そんな簡単にはいかないのです。
全国の永代供養墓事業の大半が失敗に終わっているのです。
その数、なんと8割以上。
つまり、成功しているのは、わずか2割足らずということです。
3.永代供養墓事業を始めるのは慎重に!
たしかに、これまでのスタイルのお墓一択から時代は変わり、数多くの選択肢が増えてきたことは確かです。
そう考えると、少子高齢・核家族化の現代社会においては、永代供養墓のニーズがあることは事実です。
しかし、だからといって、永代供養墓事業の運営さえすれば、簡単に多くの申込者が獲得できると考えるのは大きな間違いです。
永代供養墓事業の成功には、様々な条件が必要です。
出入りの石材店が勧めるままに、やみくもに始めたところで成功するものではありません。
むしろ、失敗する確率の方が高いかもしれません。
永代供養墓事業を始めるには、それなりの大きな資金が必要です。
もし、失敗するようなことにでもなれば、益々お寺の経営を圧迫することになってしまいます。
そんなことになってしまってから、
「やっぱり止めておけばよかった…」
と、後悔したところで、時はすでに遅しなのです。
まずは、永代供養墓事業は「8割が失敗」ということをしっかりと認識しておくことが重要です。
4.まとめ
永代供養墓を建てさえすれば、簡単に申込者を獲得できる、と思っているお寺様が意外と多いのです。
出入りの石材店に相談したところで、「止めておいた方がいいですよ」なんて言う石材店はそういないでしょう。
そりゃあ、石材店の立場からすれば、永代供養墓事業の成功うんうんにかかわらず、売り上げになるのですから断るわけありません。
では、いったいどうすれば永代供養墓事業を成功させられるのでしょうか?
そのために必要なことは、とてもシンプルです!
- 失敗してしまう原因
- 成功のためのポイント
この2つを事前に知って、しっかり事業計画を立ててから進めることです。
「お寺改革」を運営している株式会社第一石材では、寺院の永代供養墓を確実に寺院経営の安定につながる収益獲得事業にするためのお手伝いをしております。
お電話やご来店でのご相談・ご質問は無料です。
こちらのフォームからお問い合わせください。
なお、ご相談を受けても、明らかに成功する確率が低い場合には、残念ですがお断りさせていただくこともございます。
それは、お寺様に損をさせたくないという想いからです。
大変恐縮ですが、その点はあらかじめご了承ください。